Feb 23 , 2011


ミシマダブル「サド侯爵夫人」「わが友ヒットラー」
蜷川幸雄の演出による三島由紀夫の代表作二作のお芝居、
まず「サド侯爵夫人」を観てきました。

18世紀のフランスの怪人"サド侯爵"、その夫人ルネを描いた女性劇を
東山 紀之、生田 斗真、平 幹二朗...と男だけで演じています。
サド侯爵の 悪徳=道徳、S=M、男=女、
世の中の対になるものは "表裏一体" で、
男女である前に人間でしかないという解釈...だと思うんだけど、
そこで男が演じる女形、日本の「歌舞伎」が
18世紀のフランスと結び付いた演出!
なので、ロココ調のウィッグやドレスを着た男優が
男の野太い声で演じても、時折打たれる拍子木によって調和される。 
蜷川演出は本当に素晴らしい。
明日は「わが友ヒットラー」 出演、セットは同じ。
でも今度は20世紀ドイツ社会主義独裁政治の怪物ヒトラーを描いた作品。
こちらもまた楽しみです。


『ソーシャル・ネットワーク』 ★ ★ ☆ ☆ ☆
映像と音楽は良かったけど...
今やニューエイジ青春ものってサイコサスペンスに近い。 
ノンフィクションなだけに金・金・金で、
多方面で大絶賛ですが、映画として観る意味あるのかな?
「レス・ザン・ゼロ」や「リアリティ・バイツ」の時代は良かった。
現実すぎでイヤな話...。


『グリーン・ホーネット』 ★ ★ ★ ★ ☆
あくまでも趣味ですが、B級コメディー具合がもろツボで面白かった。
45年位前のTV番組、ブルースリーの出世作だそうですが
監督がミシェル・ゴンドリーなんですね。見終わって知りビックリ。
ミュージックビデオ系のオシャレ監督と思いきや、
確信犯的な演出だったのか!なおイイ!
主人公のセス・ローゲン、このオヤジ誰?って具合に超ダサイ。
キャメロン・ディアスはB級コメディーにピッタリ!
ジェイ・チョウもブルース・リー張りにカッコイイ。

マツウラ