Oct 26 , 2010


『 コレクターさん宅へ 』

いよいよ修復するお宅へ。
ホテルがあるスラバヤ市内から車で30〜40分、のどかな高級住宅街へ...
例えるならビバリーヒルズの様な所でしょうか?

両サイドにはゴルフコース、厳重なセキュリティのゲートをくぐること 3回、
今回コレクターさんの情報は一切聞かされていなかったので、
車が奥に進めば進むほど、ドキドキで気分が悪く...(笑)
かれこれ最初のゲートから車で10分、やっと到着。

想像していたインドネシア独特のオープンエアなコロニアル調のお宅ではなく、
大理石とコンクリーのモダン建築で、まるでNYのホテルの様な外観。

お宅の門を入りエントランスの大理石の階段を上がると
玄関にはコレクターさんの奥様(国仲涼子似の気さくでかわいらしい方)が
「コンニチハ」と日本語で迎えてくれ、緊張もほぐれホッとました。

...でもココからがオドロキの連続!
玄関を入るなりいきなり目に入るのがホールの突き当たり、
120号の2007年に描いた作品が飾られており
その横のコルビジェの応接セットのロビーには
今回の修復する100号 2点組の片方が、そしてリビングまでの
廊下にまた 2点...! 

ガラス張りの広いリビングには応接セットが 2つ、
庭にはアマンリゾートの様な掛け流しのプール、
その横にはグリーンが鮮やかな広大なゴルフコース...本当にホテル!

結局、リビングから 2階のスペースの全部屋含め、僕の作品だけでも
120号クラスの作品が10点近くあり、しかも大型サイズにも関わらず
作品はすべてゆったりと美術館の様に飾られていました。

2010.10.26.a.jpg
リビングの一部、広すぎて収まりきれません...奈良さんの作品等も。

そもそも今回は修復する作品が 1点あるのみだと思っていたので
まさかこれだけ多くの自分の作品にこの国でお再会出来るとは
夢にも思っていませんでした。

今日まで「作品はそのお宅に飾られて初めて完成する」と考えていたので
その事実を体験して、間違っていなかったと本当に嬉しかった。
それも作者以上に作品を愛し、生かしてくれていて感激!

どう言葉にしていいのやら... "◯ ◯ 冥利に尽る"とはこのことですね。
作家活動 5年目にして贅沢で、あり得ないシュチエーションです(涙)

そして、いよいよ修復に...

マツウラ